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年度末予算の使い方
年度末になると、予算の消化のための仕事が結構ある。
その年度の広告費などが余っている状態で、企業の担当者としては、使い切らないと来年度の予算が減るので、必死に使い切りに走る。
儲かっている企業ほどこの傾向があるので、こうした企業は、実は優良企業だとも言える。
また、担当者の地道な努力によって、あるいは細かな金額調整をして年度末に予算を残すことができたとも言える。
このような場合、予算ありきで仕事が発生するので、まさにゼロから企画を出せるチャンスだ。
ここで、自己に都合の良い利益だけを追求したようなその場限りの商品を売りつけることは決してしないこと。
せっかくのチャンスなので、広告やイベントでも良いが、
他部署にも波及効果のあるグッズやノベルティやデモ機などを企画しよう。
優良企業には優良部署があり優良グループがあり、今までお付き合いのなかった優良な社員もたくさんいるので、
その人たちに「欲しい!」と思わせるような企画提案をしよう。
さらに年度末あるいは決算期ならではの提案もあるはず。クライアントにとって本当の意味で販売促進効果のある
企画が求められるのが年度末の予算のうまい使い方だ。
ユーザーにとって、クライアントにとって、自社にとってメリットのある企画を考えよう。
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- Date : 2015-04-03 (Fri)
- Category : ご提案